重いパソコンの改善策を試しても改善されないワケ

ネット上にはさまざまな、重いパソコンの改善策が公開されています。

書いてある事のほとんどは、正しい事を伝えてくれています。

しかし肝心な事が書いていません。

それは、その改善策を実施して、具体的にどのぐらい速くなるのか?です。

なぜ改善しないのか

公開されている改善策のほとんどは、その効果は少ししかありません。

だからいくらやっても、気持ち速くなったかな?程度が限界なのです。

そもそもこれらの改善策は、他の大本の原因を対処した上で、さらに速度を詰める場合に行うものであり、いきなり手を加えても意味がないからです。

100m走のタイムが20秒の人への、タイムを縮めるアドバイスとして、いきなり履いている靴や靴下を良い物に替える提案をしますか?しないですよね。

まずは走る時のフォームであったり、走る為の筋肉の付け方など、そもそも遅い原因から対処していきますよね。

パソコンも同様です。まずは遅くなっている一番の部分に手を入れます。

パソコンが重い原因

どうしてパソコンは重たいのでしょうか。

端的に説明すると、それはパソコンのストレージに原因があります。

多くのパソコン、特に安いパソコンには、昔ながらのHDDというパーツがストレージとして組み込まれています。

HDDは残念ながら、めちゃくちゃ遅いです。他のあらゆるパーツの足を引っ張る遅さです。

それでもHDDが使われ続けているのは、容量に対して安いからです。

昔からずっと製造されてきたものなので、品質が安定している、というのも利点としてあります。

しかしHDDが主権の時代も、数年で終わりを迎えるでしょう。

その理由はスマホからも見て取れると思います。

スマホは軽いがパソコンは重たい

重量的な意味でもそうですが、速さも同様ですね。

実はスマホはパソコンとほぼ同じ造りになっています。

その上で言うならば、スマホの最大性能は、パソコンよりもはるかに下です。

なのにスマホの方が、パソコンよりも動きが良いと思いませんか?

それはスマホのストレージに秘密があります。

スマホのストレージには、フラッシュメモリが使われているからなんです。

フラッシュメモリとはSDカードなどをイメージされる方も多いと思いますが、スマホの基板に直接取り付け、高速で動作するタイプの物も存在します。

スマホはまさにこのタイプで、読み込みも書き込みも、HDDと比べ物にならない速さがあります。だからパソコンよりも快適に使えるんです。

パソコンの重さを改善する一手

ではパソコンは永久にスマホに勝てないのかというと、そんなことはありません。

パソコンでもスマホと同じように、ストレージにフラッシュメモリを使えば良いのです。

パソコン用のフラッシュメモリとして、SSDというパーツがあります。10年以上前からあるパーツなのですが、大きく普及してきたのは最近です。

その理由は容量当たりの単価がHDDと比べてずっと高かった為です。

10年前のSSDの価格で1TBを実現しようとすると、100万円以上掛かります。

このような理由により、パソコンの用途にもよりますが、特に大容量を必要とする場面ではSSDが使えなかったのです。

しかし最近はかなり値段が安くなってきており、手頃な値段でSSDへ交換する事が出来るようになってきました。

これからはパソコンにもフラッシュメモリ=SSDを使う時代になっていきます。

パソコンの改善策を使うなら

これまでの話をまとめると、パソコンが重い場合はまずはSSDへの交換を検討する事をおすすめします。

交換してもなお遅いというのであれば、ネット上に公開されている重いパソコンに対する改善策を試してみてください。

これらの改善策は、アスリートがあと一歩、あと0.01秒を詰める、という時に行う改善策と同じようなものです。

効果は間違いなくありますが、苦労に見合う効果となるかは保証はしません。

私はよほどの事が無い限り、時間と労力の無駄だと思っているのでやりません。

SSDについて、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください

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