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パソコンが重い原因とは?本当に効果のある高速化方法

最近パソコンが重たい。

起動は遅いし、ファイルもなかなか開かないし。

どうにかして速くする事は出来ないだろうか?とお悩みではないでしょうか。

ここではパソコンが重くなる原因と、解決する高速化方法について、説明しています。

パソコンが重い原因

パソコンが重くなる原因、本当は何かご存知でしょうか?

原因は大きく分けて、3つしかありません。

  1. OSのゴミの溜まりすぎ
  2. HDDの経年劣化
  3. メモリの容量不足

大体はこのどれかです。

OSのゴミの溜まりすぎ

パソコンは起動するたびに、ログという記録を付けます。エラーが出た時はもちろんの事、正常に起動出来た場合でもログが出来ます。

けれど普段使っている中では、ログを見る場面はまずありませんので、これが段々と溜まり、OS上のゴミとなって、動作が遅くなる原因になります。

この他にはレジストリという、各アプリケーションの設定等や接続したハードウェア(マウスやキーボードでも)の情報等が保存されるデータベースがあります。

これは基本的に増える事はあっても、手動で削除しない限り減る事はないので、段々と肥大化していきます。

レジストリが大きくなればなるほど、必要な情報を探すのに時間が掛かるようになるので、その分、動作が重くなるという訳です。

もう使っていないアプリケーションやハードウェアの情報は不要なので、まさにゴミなのですが、これを手動で消すのは容易ではありません。

またレジストリの操作は失敗すると、最悪OSが起動しなくなってしまいます。

OSを入れ直した方が良いという意見は、ここから来ています。

HDDの経年劣化

HDD(ハードディスクドライブ)とは、データを入れるパーツの事です。

このHDDの中にはOSだけでなく、各種アプリケーションや、あなたの大事な文書、画像、音楽、動画、お気に入りといった、全てのデータが入っているのです。

HDDは内部にCDのようなディスクが入っており、これをモーターで回転させて、必要な情報を書き込んだり読み込んだりする、という構造です。

モーターを使っているという点が問題で、モーターはその仕組み上、経年劣化で段々と回転速度が遅くなっていきます。

回転速度が遅くなると、その分だけ書き込み、読み込みが遅くなってしまいます。

メモリの容量不足

最近のパソコンはメモリの使用量がどんどん大きくなっています。

特に大きくメモリを使うのは、なんとブラウザです(Internet Explorerや、Google Chromeなど)。

Webページのメモリ使用量が増え続けているため、タブが増えれば増えるほど、画像や動画が多く使われているサイトを開くほどメモリの使用量が増えていきます。

ブラウザだけで1GB~2GBぐらい使用する事もあります。

メモリは空き容量が足りなくなると、メモリの中のデータをHDDへ一時的に移動させて、空き容量を確保する仕組みが備わっています。この仕組みのことを仮想メモリと言います。

HDDはパソコンにおけるボトルネックなので、仮想メモリが使われるようになると、急激にパソコンの動きが重くなります。

たんに重くなるだけでなく、余計な書き込み読み込みが増えるので、その分だけHDDの寿命も短くなってしまいます。

重いパソコンを軽くする方法

それでは、パソコンを軽くする方法を順にご紹介していきます。

ディスクのクリーンアップをする

起動に時間が掛かる場合、このディスクのクリーンアップをする事で、多少改善される事が多いです。

特にWindowsUpdateのクリーンアップとキューされたエラーログが数百MBもあるなら、これらを削除すると間違いなく改善します。

DataStoreフォルダを再構築する

同じく起動に時間が掛かる場合の対処方です。

DataStore内のファイルが数百MBあると、重くなる原因になります。

WindowsUpdateが実行されている時は、DataStoreのファイルの削除が出来ないので、一旦停止してから削除する必要があります。

DataStoreはCドライブ>Windows>System32>SoftwareDistributionの中にあります。

HDDを交換する

HDDの経年劣化は防ぎようがありませんので、定期的に交換する事をオススメします。

HDDを交換するとなると不安なのは、データが消えてしまうのでは?という事ではないでしょうか。

この点についてはご安心下さい。

現在使用しているHDDを、新しいHDDへ、中のデータをそっくりそのままコピーする方法があります。

これをクローンとか、クローンコピーと言います。

クローンコピーをする事で、HDDは新しくなりながらも、今までと同様にパソコンを使う事が出来ます。

メモリを増やす

沢山アプリケーションを開いているとか、ブラウザのタブが多くなった時などに、急に動作が重たくなる事がある場合。

こういった時には、メモリ不足の可能性が出てきます。

急激に重くなった時は仮想メモリが働き、HDDへメモリの内容を書き出しているからですね。

何枚までメモリを追加出来るか、どの規格の物が使えるかは、パソコンによって異なります。

OSを再インストールする

OSのゴミ消去には、これが一番確実です。

出来れば定期的にまっさらな状態にした方が、突然のソフト上のトラブルが起きにくくなります。

とはいえアプリケーションの入れ直しが必要となるので、手順を押さえておかないとかなり時間が掛かる作業となってしまいます。

SSDに交換する

結局のところ、HDDはパソコンにおけるボトルネックであり、これを解消しない限りパソコンが速くなる事はありません。

そこでHDDの代わりにSSDを使用する事をおすすめいたします。

※SSDとは?

パソコンを速くする為に、パソコンの買い替えを検討される方もいるかもしれません。

しかし、あえて言わせて頂きます。

HDD搭載の新品パソコンは、SSD搭載の中古パソコンより遅いです。

もちろん用途によって勝ち負けが変わるので一概には言い切れない部分もありますが、ストレージの速さはパソコン全体の速さ、快適さに直結します。

CPUやグラフィックカードだけ速くなったとしても、HDDを使っているというだけで、速くなった印象は薄れてしまいます。

それほどにHDDがパソコンの遅さの原因になっているのです。

劇速工房ではSSDの交換依頼を承っております。

もし興味がある方は、是非一度ホームページをご覧ください

要注意な重い症状

最後に故障の可能性のある症状を、いくつかご紹介します。

急に重たくなった

ある朝、パソコンの電源を入れると、昨日と比べて凄く重たくなった、という場合。起動10分以上も時間が掛かるような場合ですね。

これはHDDの故障が始まっている場合の症状です。

どのぐらいHDDがもつかは誰にも分かりませんので、大事なデータはすぐにバックアップする事をおすすめします。

運が良ければHDDのクローンコピーで対処可能な事もあるので、バックアップ後はすぐに修理をご検討下さい。

頻繁にアプリケーションエラーが出る

WordやExcel、ブラウザなど、アプリケーションの動きがたまに重くなる。

エラーが出て、アプリケーションが強制終了してしまう。

こういった症状では、HDDかメモリが故障している可能性が出てきます。

HDDの故障の場合は、先と同様にクローンコピーで対処できる可能性があります。

メモリの故障であった場合は、そのままにしておくとWindows自体を破損させてしまう場合があります。

そうなるとパソコンが起動しないといった事態に発展する恐れがありますので、出来れば早めに修理をご検討下さい。

パソコン修理のインフォムのお問い合わせはこちらから出来ます。

SSDとは何か?HDDとの違いについて

SSDという製品をご存知でしょうか?

SSDとはパソコンのパーツの1つで、HDDの代わりに使えるストレージです。

正式にはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)と呼ばれ、それぞれの頭文字を取って付けられた略称です。

SSDはエスエスディーと読みます。

ここではSSDの簡単な説明、SSDとHDDの違い、そしてSSDの選び方についてお伝えします。

SSDの仕組み

SSDとはフラッシュメモリと呼ばれるメモリに、データを保存するパーツです。

フラッシュメモリと聞くと馴染みがありませんが、USBメモリやスマートフォンのストレージにも、フラッシュメモリが使われています。

USBメモリを大容量化、高速化したもの、というイメージを持っていただければ、おおよそ間違いありません。

SSDとHDDの比較

現在、パソコンに搭載されているデータを保存するパーツと言えば、HDDが使われています。

SSDはこのHDDの代わりに使う事が出来るパーツです。

パソコンへの接続方式はHDDと同様ですが、HDDでは実現出来なかった超小型化も可能なので、HDDよりも接続方法は多彩です。

そんなSSDですが、HDDと比べてどんな利点があるのか、見ていきましょう。

SSDのメリット

SSDのメリットには以下のような物があります。

  • 非常に高速である
  • 動作音が無いので静か
  • HDDよりも衝撃に強い
  • 軽い

非常に高速である

SSD最大のメリットは高速である事です。

どのぐらい速いかと言うと、HDDよりも2倍から10倍速いです。

パーセントに直すと、200%から1000%です。

1年ごとのパソコンの性能向上は、多くても50%程度である事を考えると、どれほど速いかが分かると思います。

動作音が無いので静か

SSDは仕組み上、動作音が鳴る箇所が無いので、全く音が鳴りません。

スマートフォンを耳に近づけても全く音がしない事からも、分かると思います。

HDDよりも衝撃に強い

これはSSDが衝撃に強いというよりは、HDDが衝撃に弱いだけです。

HDDは構造上の問題で、強い衝撃が加わると、記録面に傷が入ってしまう可能性がある為です。

CDやDVDの表面に傷が入る、というイメージを持って頂ければ分かりやすいと思います。

HDDよりも衝撃に強いと表現したのは、電子機器は総じて衝撃に弱い物なので、雑に扱えば当然衝撃で壊れるからです。

身近にある物なのでつい雑に扱ってしまいがちですが、電子機器は精密機械です。衝撃には注意しましょう。

軽い

HDDと比べてとにかく軽いです。

ノートパソコン用の2.5インチサイズのHDDと比べて、おおよそ半分の軽さです。

SSDは2.5インチのサイズ以外にも、さらに小型のタイプもあり、そうなるともっと軽くなります。

SSDのデメリット

次にSSDのデメリットを見てみましょう。

  • 容量当たりの単価が高い
  • 大容量のSSDが存在しない
  • 故障した場合のデータ損失が大きい

容量当たりの単価が高い

500GB以下の物に関しては、かなり安くなりました。

あまりたくさんの容量が必要のない使い方であれば、気軽に購入出来るぐらいの金額です。

しかし500GB以上の容量、特に1TBを超える容量となると、まだまだ高額です。

年々SSDの価格は下がる傾向にあるので、もう少し待てば、手が届く価格まで降りてくるかもしれません。

大容量のSSDが存在しない

HDDの現在の大容量の物は、14TBにもなります。

一方でSSDだと8TBが上限です。(2019年2月現在)

ストレージ1つで大容量が必要という場面では、HDDには完敗です。

近いうちにさらに大容量のSSDが発表される見通しは立っていますが、現実的に手が届く値段になるのは当分先でしょう。

故障した場合のデータ損失が大きい

これはフラッシュメモリの最大の弱点なのですが、故障してデータが読めなくなった場合、全てのデータが読めなくなります。

なので大事なデータは必ずバックアップが必要です。

HDDでもある日突然、全てのデータが読めなくなる、という事はあるので、バックアップが大事なのはSSDでもHDDでも変わりません。

SSDの場合はHDDよりもさらに慎重にした方が良い、というだけの話です。

ちなみにSSDのデメリットというより、フラッシュメモリのデメリットなので、USBメモリやスマートフォンでも同じ事が言えます。

HDDのメリット

次にHDDのメリットを見てみましょう。

  • 大容量かつ安い
  • 故障時のデータ損失が少ない
  • 製造技術が安定しているので初期不良が少ない

大容量かつ安い

大きな動画データを扱うような場合には、大容量が必要になります。

SSDでは大容量の物は高価で、大きくても8TBまでです。

今後もSSDの大容量化は進むでしょうが、しばらくは高価になってしまうのは変わらないでしょう。

一方でHDDは8TBでも2万円を切る製品があるぐらい、大容量でも安価です。

故障時のデータ損失が少ない

故障の仕方にもよりますが、HDDは故障し始めてもデータの復旧は比較的簡単です。

全く認識せず、普通の設備ではどうしようもなくなったとしても、データ復旧専門業者に依頼すると取り出せるという事例も、少なくありません。

ただし専門業者に依頼すると、データ救出料金は10万以上からと、非常に高額になるので、出来るだけバックアップを小まめに取って対処したいですね。

HDDのデメリット

HDDのデメリットは、以下のようなものです。

  • 遅い
  • 経年劣化により、速度が落ちていく
  • 動作音がする
  • 重たい

遅い

HDDの構造上の問題で、高速化が難しいです。

その為、あまり高速化が進んでいないというのが現状です。

現在(2019年2月)の最新技術を使ったHDDであれば、他のHDDと比較して速いと感じられるぐらいの成果は出ているようです。

が、大容量が必要でないのなら、SSDの方が安価でさらに高速です。

経年劣化により、速度が落ちていく

HDDはモーターを使って記録面を回転させる、という構造です。

モーターは経年劣化で段々と回転速度が遅くなっていきます。

モーターの回転速度が遅くなれば、その分データの読み書きも遅くなります。

これが経年劣化による速度低下の1つです。

もう1つあり、それはHDDの記録面は磁力を使っている事に由来します。

磁力で何度もS極、N極の入れ替えを繰り返すと、段々と入れ替える速度が落ちていってしまいます。

これも経年劣化による速度低下です。

最終的にはS極にもN極にもならなくなってしまいます。これがHDDの故障の1つですね。

動作音がする

HDDはモーター音と、データへアクセスする時に音が出ます。

静かな環境であればあるほど、意外と煩く感じますね。

重たい

HDDは重たいです。

動作が遅い話ではなく、重量があるという意味です。

2.5インチのHDDは95~110g程度で、SSDは40g前後です。

軽いノートパソコンであれば、この重量差は意外と大きくなってきます。

SSDの選び方

SSDの製造には、実に多くのメーカーが参入しています。

どのメーカーの製品が良いか、判断に迷ってしまいますね。

判断の決め手は現在の空き容量と、値段を見比べて、となります。

SSDは値段の差が非常に大きいです。

この差はどこから来ているかというと、ざっくり言えば品質の差です。

完成した製品に対して厳しい検査を課せば課すほど、実際に販売に足る品質の製品は少なくなっていきます。

使った原材料に対して実際に販売する数が減れば、それでも利益を出そうとすると値段を上げるしかありません。

特にSSDは故障時のデータ損失がHDDよりも大きい事から、品質にこだわるのは間違いではありません。

こういった事情から、どこまで厳しい検査をするかは各メーカーの判断によるという訳です。

なので、安すぎるSSDには注意が必要です。